「第107回医用超音波講義講習会」のお知らせ

中級者対象講義講習会 ~指導者としてのスキルアップを目指して~

主催 一般社団法人 日本超音波検査学会
実行委員長 井手口 太(福西会病院)

一般社団法人日本超音波検査学会学術委員会では,超音波検査の知識・技術の確認と更なる向上を目的とし,今年度は名古屋(初級者),大阪(初級者),東京(初級・中級者),福岡(中級者)の4都市での開催を企画しました.

今回は,福岡国際会議場における第107回医用超音波講義講習会をご案内いたします.本講習会は指導的立場の技師育成を目標としており,実践的な超音波検査への礎として,ご自身の更なるスキルアップを目指しておられる会員の皆さまの参加を是非お勧めします.

日時 2011年1月16日(日)9:00~17:10
※今回は1日開催です.
会場 福岡国際会議場(5階- 501国際会議室,502中会議室,503中会議室)
対象 会員限定
内容 中級者対象(腹部領域,心臓領域,血管領域)
定員 腹部領域 100名 120名,心臓領域 60名 75名,血管領域60名
*定員数を若干増やし,再受付いたしました.
受講料 各領域共通6,000円(テキスト代含む)
※お申込みは1領域コースのみとさせていただきます.各コースの同時申込みはできません.
申込み方法 お申込受付を終了しました.
当ページより,指示に従ってお申込みください.申込みが完了しますと,登録通知メールが送信されます.
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申込みはWebのみとなっており,ハガキおよびFAXによる申込みは行っておりませんのでご了承ください.
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当日は受付にて参加証,領収証をご用意しておりますのでお受取りください.
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会員証を必ずご持参いただき,受付けの際にご提示ください.
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受講証などは郵送しておりませんので,確認のためにもWeb情報(登録通知メール)を印刷してご持参いただきますことをお勧めします.
受講申込み期間 2010年11月1日~ 2010年12月15日(郵便振替の場合)
2010年11月1日~ 2011年01月04日(クレジット決済の場合)
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郵便振替の払込期限は2010年12月30日です.いずれも期日厳守でお願いします.
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郵便振替の払込期限を過ぎますと,自動的に申込みキャンセルとなります.払込期限以降に入金されても返金できませんので,くれぐれもご注意ください.
受講までの流れ
学会ホームページにて申込み
登録通知メールの受取り
受講料の支払い
(郵便振替は用紙発送あり)
講習会当日
(参加証,領収書の受取り)
ご注意
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講習会に欠席された方への受講料の払戻しはいたしません.テキストは後日郵送させていただきます.
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申込者以外の受講はできません.
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会場内でのビデオおよびデジタルカメラでの撮影はご遠慮願います.
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昼食は各自持参してください.昼食場所は会場内を使用していただいても結構です.国際会議場内に食堂はございますが,混雑が予想されます.
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パスワードが不明な方は,メールにて学会事務局(jimukyoku@mail.jss.org)にお問い合わせください.
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福岡ドームでのイベントと重なるため,宿泊される方は,予約をお早めにお願いします.
会場 福岡国際会議場
〒812-0032
福岡県福岡市博多区石城2-1
連絡先 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-4-19
一般社団法人 日本超音波検査学会講習会ヘルプデスク
TEL:03-5389-6214  FAX:03-5348-8629
(電話対応時間 平日9:00~12:00, 13:00~17:00)
E-mail:jss-koshu@mail.jss.org

プログラム

(前半)
1月16日(日)合同教育講演  講義会場 5階501 国際会議室
時間 内容
08:30~09:00 受付
09:00~09:10 オリエンテーション
09:10~10:10 教育講演A「指導者に望むもの -よりよい環境づくり-」
 講師 高橋 秀一(天理よろづ相談所病院)
 司会 野中 利勝(済生会大牟田病院)
     倉重 佳子(天神会古賀病院21)

指導者としてスキルアップするには臨床領域の知識,技術を習得するだけではなく,超音波検査室の環境づくりにも努めなければなりません.人材育成,検査室内の整備,保守点検,安全対策,接遇等について解説していただきます.
10:10~10:20 休憩
10:20~11:20 教育講演B「指導者に望むもの -指導医の立場から-」
 講師 畠  二郎(川崎医科大学検査診断学)
 司会 野中 利勝(済生会大牟田病院)
     倉重 佳子(天神会古賀病院21)

超音波検査において,指導的立場の技師が後進技師を育成する上での問題点とその解決策等を日本超音波医学会指導医の立場からご教授していただきます.
(後半)
1月16日(日)腹部領域コース  講義会場 5階501 国際会議室
時間 内容
11:20~11:40 休憩
11:40~12:40 講義C~F 「私の教え方,訓えます」
指導者として熟知しておかなければならない観察ポイントや考え方を述べながら,分かりやすく的確に指導するコツについて各領域のエキスパートに解説していただきます.

講義C 肝・脾疾患
 講師 西田  睦(北海道大学病院)
 司会 関根 智紀(国保旭中央病院)
12:40~13:40 昼食
13:40~14:40 講義D 胆道・膵疾患
 講師 平賀 真雄(霧島市立医師会医療センター)
 司会 白石 周一(東海大学医学部付属病院)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 講義E 消化管疾患
 講師 関根 智紀(国保旭中央病院)
 司会 西田  睦(北海道大学病院)
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 講義F 泌尿器疾患
 講師 白石 周一(東海大学医学部付属病院)
 司会 平賀 真雄(霧島市立医師会医療センター)
17:00~17:10 閉会の辞
1月16日(日)心臓領域コース  講義会場 5階502 中会議室
時間 内容
11:20~11:40 会場移動・休憩
11:40~12:40 講義C~F 「私の教え方,訓えます」
指導者として熟知しておかなければならない観察ポイントや考え方を述べながら,分かりやすく的確に指導するコツについて各領域のエキスパートに解説していただきます.

講義C 心機能評価
 講師 田中 教雄(国立循環器病研究センター)
 司会 戸出 浩之(群馬県立心臓血管センター)
12:40~13:40 昼食
13:40~14:40 講義D 虚血性心疾患
講師 牟田 光明(慈愛会今村病院分院)
司会 川井 順一(神戸市立医療センター中央市民病院)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 講義E 弁膜疾患
 講師 戸出 浩之(群馬県立心臓血管センター)
 司会 田中 教雄(国立循環器病研究センター)
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 講義F 心筋・心膜疾患
 講師 川井 順一(神戸市立医療センター中央市民病院)
 司会 牟田 光明(慈愛会今村病院分院)
17:00~17:10 閉会の辞
1月16日(日)血管領域コース   講義会場 5階503 中会議室
時間 内容
11:20~11:40 会場移動・休憩
11:40~12:40 講義C~F 「私の教え方,訓えます」
指導者として熟知しておかなければならない観察ポイントや考え方を述べながら,分かりやすく的確に指導するコツについて各領域のエキスパートに解説していただきます.

講義C 胸腹部大動脈・腎動脈疾患
 講師 井門 浩美(国立循環器病研究センター)
 司会 八鍬 恒芳(東邦大学医療センター大森病院)
12:40~13:40 昼食
13:40~14:40 講義D 頭頸部・鎖骨下動脈疾患
 講師 寺島  茂(厚生連伊勢原協同病院)
 司会 小谷 敦志(近畿大学医学部附属病院)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50 講義E 腸骨・下肢動脈疾患
 講師 八鍬 恒芳(東邦大学医療センター大森病院)
 司会 井門 浩美(国立循環器病研究センター)
15:50~16:00 休憩
16:00~17:00 講義F 腸骨・下肢静脈疾患
 講師 小谷 敦志(近畿大学医学部附属病院)
 司会 古藤 文香(福岡市医師会成人病センター)
17:00~17:10 閉会の辞

企画の意図

今回の講習会は,指導的立場の技師として必要な知識の習得を目的に企画致しました.臨床講義では,教える側として必要な専門知識とともに教え方のコツを指導経験豊富な講師陣に解説していただきます.

また,指導者を目指すには臨床以外の分野にも目を向けなければなりません.教育講演では,環境づくりや後進の育成方法等について,先駆者的技師と日本超音波医学会指導医の立場から話していただきます.

中級者からの更なるステップアップをお考えの方はもちろん,上級者だが知識の再確認をされたい方,中級者を目指されている方にもお勧めの内容となっております.皆さまのご参加をお待ちしております.