地方会委員会

JSS中国第15回地方会学術集会のお知らせ

主催:JSS 中国地方会・一般社団法人日本超音波検査学会
実行委員長: 藤田 圭二(NHO岡山医療センター)
装置提供:GEヘルスケア・ジャパン株式会社

 JSS中国第15回地方会学術集会を岡山県岡山市にて開催いたします.
 今回のテーマは「頸部領域および脳血管領域における超音波検査~スペシャリストに学ぶ、基礎的知識を身に付けよう~」です.頸部領域(甲状腺・唾液腺・リンパ節)や脳血管領域(頸動脈・経頭蓋)のエコー検査をこれから始める方や現在始めているが結果の解釈がわからない方の疑問を解決できるよう基礎的なことから診断に至るまでをわかりやすく解説していただきます.また,実際に超音波診断装置を用いて描出のテクニックやコツなど実演していただきます.
 多数の皆さまにご参加いただきますようご案内申し上げます.

テーマ:
「頸部領域および脳血管領域における超音波検査~スペシャリストに学ぶ、
基礎的知識を身に付けよう~」
日時:
2013年12月1日(日) 9時10分~16時25分(受付開始8時40分)
会場:

岡山コンベンションセンター(レセプションホール)

岡山市北区駅元町14番1号
http://www.mamakari.net./index.html
アクセス
【新幹線・電車】JR岡山駅中央改札口から徒歩3分
【車】山陽自動車道 岡山ICから約30分
駐車場:有料30分150円(割引券等はございません)
※なるべく公共機関をご利用ください
 
参加費:
正会員・事前登録:2,000 円,正会員・当日受付:2,500 円,非会員(事前登録なし):4,000 円
定員:
200名
事前登録:
受付開始 2013年10月17日
締切 郵便振替 11月7日まで/クレジット決済11月21日まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます.
ご注意:
*必ず最新情報をホームページ(https://www.jss.org/)でご確認ください
事前登録は会員の方のみご利用可能で,非会員の方は利用いただけません.
*空席がある場合のみ当日参加を受け付けますが,受付開始は事前登録の方を優先します.
*当日は事前登録の有無に関わらず会員証をご持参ください.
*会場内での撮影および録音は禁止とします.
*本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新5単位が取得できます.
連絡先:
NHO岡山医療センター 藤田 圭二
〒701-1192 岡山県岡山市北区田益1711-1
TEL:086-294-9911(内線6332)
E-mail:jss-chugoku@mail.jss.org(できるだけE メールでお願いします)

<<一般演題募集のお知らせ>>
●領   域:領域は問いません.
●申込要領:下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS中国15回地方会学術集会」にお申込みください.
●投稿締切:11月5日(火)
●演題採否およびプログラム編成はご一任ください.
●一般演題発表者は参加5単位に加え,発表5単位の取得が可能です.

JSS中国第15回地方会学術集会プログラム

12月1日(日)
時間 内容
8:40~9:10 受付
9:10~9:20 開会挨拶 ・ オリエンテーション
9:20~10:20 第Ⅰ部 教育講演:「甲状腺疾患の超音波診断」
講師:太田 寿 (神甲会 隈病院)

司会:黒田 誠(鳥取県立中央病院)

福島原発事故より甲状腺超音波は注目を集め,今後ますます需要は増えるものと思われます.超音波検査で何がわかるのか,検査を行う際の注意点は何か,検査データの読み方を中心にご講演いただきます.
10:20~ 10:30 休憩
10:30 ~11:30 第Ⅱ部 特別講演:「甲状腺疾患の外科治療~ソノグラファーに望むもの~」
講師:田中 克浩(川崎医科大学乳腺甲状腺外科)

司会:山下 都(川崎医科大学附属川崎病院)

甲状腺専門医の立場から,超音波検査を行う上で何が必要か,治療を行う上で必要な検査情報は何かなどについて,ソノグラファーに望むものを本音でご指導いただきます.また、甲状腺の最新治療についてもご講演いただきます.
11:30~12:30 昼休憩
12:30~13:50 一般演題
座長:新田 江里(島根大学医学部附属病院)
遠藤 竜也(NHO呉医療センター・中国がんセンター)
1.頚部リンパ節転移を契機に発見された甲状腺微小癌の一例
  河田 晶子(岡山済生会総合病院)
2.頸動脈エコー時に指摘し得た自己免疫性甲状腺疾患
  内田 千春(広島逓信病院)
3.高CEA血症が発見の契機となった散発性甲状腺髄様癌の1例
  黒田 誠(鳥取県立中央病院)
4.超音波検査にて偶然発見された総腸骨動脈瘤の一例
  小池 尚司(安来市立病院)
5.当院で経験したLeriche症候群の2例
  深井 実佳(川崎医科大学附属川崎病院)
6.経臀部超音波断層法による直腸描出の試み
  松原 進(広島逓信病院)
7.当院で経験した尿管瘤3症例
  池部 麻衣子(社会医療法人愛仁会千船病院)
8.左冠動脈肺動脈起始症(Bland-White-Garland症候群)の一例
  藤山 香(独立行政法人 国立病院機構 浜田医療センター)
9.心臓転移したメルケル細胞癌の1例
  岡崎 麻利(独立行政法人 国立病院機構 岡山医療センター)
10.左室線維性憩室が疑われた1例
  中藤 太一(独立行政法人 国立病院機構 関門医療センター)
11.人工弁置換術後に大動脈基部後方にエコーフリースペースを認めた一症例
  遠藤 竜也(独立行政法人 国立病院機構 呉医療センター)
12.拡張型心筋症との鑑別が困難であった頻脈性心筋症の1例
  筑地 日出文(公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院)
13:50~14:10 休憩
14:10~15:10 第Ⅲ部 教育講演:「明日から始める経頭蓋超音波検査」
講師:鮎川 宏之(医仁会武田総合病院)

司会:藤田 圭二(NHO岡山医療センター)

頸動脈超音波の症例を交えながら経頭蓋超音波を中心にご講演いただきます.当日は経頭蓋超音波の基礎的知識および検査手技について,初歩からわかりやすくハンズオンを交えながら解説していただきます.
15:10~15:20 休憩
15:20~16:20 第Ⅳ部特別講演:「脳卒中外科医からみた頸動脈エコー
            ~頸動脈エコーから見えてくること~」
講師:西野 繁樹(広島市立広島市民病院 脳神経外科)

司会:中村 文彦(社会保険 下関厚生病院)

脳血管障害を治療する脳神経外科医からみた頸動脈エコー所見,またそこから見えてくること,知りたいことなど臨床症例を示しながら具体的にお話ししていただきます.また,現在行われている治療の実際についてもご講演いただきます.
16:20~16:25 閉会挨拶