地方会委員会

JSS中国 第17回地方会学術集会のお知らせ

主催: JSS 中国地方会・一般社団法人日本超音波検査学会
実行委員長:中藤太一(国立病院機構 関門医療センター)
装置提供:日立アロカメディカル株式会社

 JSS中国第17回地方会学術集会を山口県下関市にて開催いたします.
 今回のテーマは、「ドプラ法、血流信号を極めよう」です.ドプラ法は、末梢血管の描出や血流速度波形の解析、腫瘤性病変の質的診断などの評価に有用です.ドプラ法でより良い情報を得るためには、どのように活用していけば良いか一歩進んだ知識と技術の習得をねらいとしました.Ⅰ部では血管エコーにおける描出テクニックや実際の評価法についてライブデモを交えながら解説していただきます.Ⅲ・Ⅳ部では「バスキュラーアクセスの超音波検査」「全身の血管を診る」と題して診断から治療の現状について臨床経験豊富な先生方をお招きしご講演いただきます.
 またⅡ部では、多分野の一般演題を準備しています.
 多数の皆さまにご参加いただきますようご案内申し上げます.

テーマ:
「ドプラ法、血流信号を極めよう」
日時:
2014年11月30日(日) 9時40分~16時00分(受付開始9時00分)
会場:

海峡メッセ下関 10F 国際会議場

山口県下関市豊前田町3-3-1
http://www.kaikyomesse.jp/
アクセス
【公共交通機関利用の場合】
JR山陽本線「下関駅」下車 徒歩7分
JR山陽新幹線「新下関駅」下車 タクシー(約15分)
【公共交通機関利用の場合】
下関I.C.から15分 料金所から“下関市街”方面へ
駐車場は台数に限りがあります.なるべく公共機関をご利用下さい.
参加費:
正会員・事前登録:2,000円,正会員・当日受付:2,500円,非会員(事前登録なし):4,000円
事前登録:
受付開始 2014年10月16日
締切 郵便振替11月6日まで/クレジット決算11月20日まで
※定員に達し次第締切らせていただきます.
*事前登録の入金をいただいて登録完了となります.
入金されない場合はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください。
定員:
200名
 (机あり150席 椅子のみ50席となりますが事前に席の指定はできません.
       当日受付順に入場していただきます事ご承知おきください.)
ご注意:
*変更など最新情報や申込状況はホームページ(https://www.jss.org/)でご確認ください.
*事前登録は会員の方のみご利用可能で,非会員の方は利用いただけません.
*空席がある場合のみ当日参加を受け付けますが,受付開始は事前登録の方を優先します.
*当日は事前登録の有無に関わらず会員証をご持参ください.
*会場内での撮影および録音は禁止とします.
*本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新5単位が取得できます.
連絡先:
国立病院機構 関門医療センター  中藤 太一
〒752-8510 山口県下関市長府外浦町1番1号
TEL:083-241-1199   FAX:083-241-1301
E-mail:jss-chugoku@mail.jss.org(できるだけEメールでお願いします)

<<一般演題募集のご案内>>
●領  域:領域は問いません(発表者は当会会員に限ります)
●申込要領:下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS中国17回地方会学術集会」にお申込みください.
●投稿締切:11月4日(火) *募集終了いたしました.
●規定数(6題)に達し次第、締切となります.
●演題採否およびプログラム編成はご一任ください
●一般演題発表者は参加5単位に加え、発表5単位の取得が可能です.
●発表時間は1演題につき発表7分、質疑応答3分です.
●一般演題発表者は参加登録が必須となっております.早めの事前登録をお願いいたします.
●演題取り下げや,やむを得ない事情による演者変更のある場合には連絡先にご連絡をお願いいたします.

JSS中国 第17回地方会学術集会 プログラム

11月30日(日)
時間 内容
9:00~9:40 受付
9:40~9:50 オリエンテーション、開会挨拶
9:50~11:20

第Ⅰ部 教育講演1
「血管エコーの進め方」
  講師:山村 展央(市立八幡浜総合病院 臨床病理科)

  司会:黒田 誠 (鳥取県立中央病院 中央検査室)

血管系の解剖や描出のテクニック、ドプラ血流を利用した検査のポイント、代表症例などについて腎動脈・下肢動脈エコー検査のライブデモを交えながら解説いたします.
11:20~11:30 休憩
11:30~12:40

第Ⅱ部 一般演題
 司会:遠藤 竜也(国立病院機構 浜田医療センター 臨床検査科)
    宮本 友美(国立病院機構 関門医療センター 臨床検査科)

1.Bottle neck signを呈した右内頚動脈閉塞の1例
  永井 仁志(山口県立病院機構 山口県立総合医療センター)
2. 心エコー図検査における右心機能評価指標の検査間誤差の検討
  岡崎 麻利(国立病院機構 岡山医療センター)
3. 超音波検査で乳癌と鑑別困難であった乳腺線維症の1例
  田打 伸子(地域医療機能推進機構 下関医療センター)
4. 超音波での診断が困難であった片側バセドウ病の1例
  矢田 恵梨香(島根大学医学部附属病院)
5. 結節性肝転移を認めた多発性骨髄腫の1症例<
  石井 雄也(倉敷中央病院)
6. 超音波で経過を観察しえた肝蛭症の1例
  友國 淳子(倉敷中央病院)

 12:40~13:40 休憩
13:40~14:40

第Ⅲ部 特別講演1
「バスキュラーアクセスの超音波検査~診断から治療の現状~」
 講師:松田 浩明 (腎不全センター幸町記念病院外科)

 司会:山下 都 (川崎医科大学附属川崎病院 中央検査部)

透析患者の増加に伴いバスキュラーアクセスの狭窄や閉塞のトラブルも増加しています.実際の臨床における超音波検査の位置づけと診断から治療の現状についてご講演いただきます.
14:40~14:50 休憩
14:50~15:50

第Ⅳ部 特別講演2
「全身を診る:エコーを活かした診断と治療」
 講師:小田代 敬太(九州大学医学研究院 病態修復内科(第一内科))

 司会:中藤 太一 (国立病院機構 関門医療センター 臨床検査科)

各血管疾患の診断から治療まで実際の臨床における血管エコー検査の関連性も交えてご講演頂きます。
15:50~16:00 閉会挨拶