地方会委員会

JSS関東甲信越 第33回地方会学術集会のお知らせ

実行委員長 丸山 憲一(東邦大学医療センター大森病院)
主催 JSS関東甲信越地方会・一般社団法人 日本超音波検査学会

 JSS関東甲信越 第33回地方会学術集会を東京国際フォーラム ホールB7にて開催いたします.
今回は『肝臓を堪能する!』と題し, Shear Wave Elastography(SWE)を中心とした肝臓のエラストグラフィに関する話題と腫瘤性病変におけるUS・CT・MRI画像の見方など,肝臓に特化した企画としました.肝臓のエラストグフィ は今後さらに普及していく検査法の1つと思われます.是非この機会に重要なポイントを理解し,明日からの検査に役立てて頂きたいと思います.多数のご参加をお待ちしております.また,一般演題発表の募集も行っておりますので,公募内容をご確認の上,ご応募ください.

テーマ:
『肝臓を堪能する! -エラストグラフィから腫瘤性病変まで-』
日時:
2016年9月18日(日) 9時30分~16時30分(受付開始8時50分)
会場:
map

東京国際フォーラム ホールB7

〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
TEL:03-5221-9000
アクセス
□電車利用(こちらがオススメです)
 JR線
  • 有楽町駅より徒歩1分
  • 東京駅より徒歩5分
    (京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
 地下鉄
  • 有楽町線:有楽町駅とB1F地下コンコースにて連絡
  • 日比谷線:銀座駅もしくは日比谷駅より徒歩5分
  • 丸ノ内線:銀座駅より徒歩5分
  • 銀座線 :銀座駅より徒歩7分
  • 三田線 :日比谷駅より徒歩5分
□乗用車利用
 ※施設地下駐車場がございます.
  駐車料金は個人精算となり,地方会参加での割引等はございませんので,ご了承ください.
参加費:
正会員・事前登録:2,000円,正会員・当日受付:2,500円  非会員(事前登録なし):4,000円
ご注意:
*事前登録受付開始:2016年8月4日  定員:900名
 締切 郵便振替 8月25日まで/クレジット決済9月8日まで
    ※定員に達し次第締め切らせていただきます.事前登録の入金をいただいて登録完了となります.
*最新情報や申込状況は,学会ホームページ(https://www.jss.org/)でご確認ください.
*事前登録は登録時点で入会が承認されている会員の方のみご利用が可能です.非会員や入会手続中の方はご利用いただけません.
 入会の手続きはお早め(1ヶ月程度)にお願いいたします.
*空席がある場合(HPで確認可能)には当日参加を受け付けますが,受付開始は事前の方を優先させていただきます.
*地方会参加の際には,事前登録の有無に関わらず会員証をご持参ください.
*会場内のビデオ撮影およびデジタルカメラでの撮影は禁止といたします.
*ホール内での飲食は禁止となっております.
*本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新制度における5単位が取得できます.
 一般演題発表者は参加単位の他に発表5単位が加算されます.
連絡先:
〒278-8501 千葉県野田市横内 29-1 小張総合病院 生理検査室 中野 英貴
TEL 04-7124-6666 内線5212(平日の16時30分以降)
E-mail: nakano@mail.jss.org(できるだけE-mailでお願いします)

≪一般演題公募のご案内≫

領  域:
腹部領域全般(発表者は当会会員に限ります)
申込要領:
下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS関東甲信越第33回地方会学術集会」にお申込みください.
投稿締切:
8月15日(月)
演題採否およびプログラム編成はご一任ください.
  • 規定数に達し次第,締切となります.
  • 一般演題発表者は参加5単位に加え,発表5単位の取得が可能です.
  • 一般演題発表者は参加登録が必須となっております.早めの事前登録をお願いします.
  • 演題取り下げや,やむを得ない事情による演者変更のある場合には連絡先にご連絡をお願いいたします.

JSS関東甲信越 第33回地方会学術集会 プログラム

9月18日(日)
時間 内容
8:50~9:25 受付
9:25~9:30 開会挨拶・オリエンテーション
9:30~10:10 第Ⅰ部 肝臓のエラストグラフィ -手技の注意点とコツ-
 講師:伝法 秀幸 (虎の門病院分院 臨床検査部)

 司会:工藤 岳秀 (東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)

SWEは比較的簡単に行える検査と思われがちですが,その計測方法にはいくつかの注意点が存在します.そこで,SWEの正確な計測を行うための基本的な手技やテクニックなどについて,詳しく解説していただきます.
10:10~10:20 休憩
10:20~11:20 第Ⅱ部 肝臓のエラストグラフィ -データ解釈の注意点-
 講師:斎藤 聡  (虎の門病院 肝臓センター)

 司会:丸山 憲一 (東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)

SWEは線維化診断の指標として行われる検査ですが,その数値は線維化を表しているだけではありません.炎症や胆汁鬱滞など様々な要因が含まれています.得られた数値の正しい解釈の仕方について,多くの経験を有する肝臓専門医の立場から詳しく解説していただきます.
11:20~11:50 休憩
11:50~12:50 ランチョンセミナー  びまん性肝疾患の超音波検査 -B-Mode検査-
 講師:住野 泰清 (東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)

 司会:宇治橋 善勝(北里大学病院 臨床検査部) 協賛:東芝メディカルシステムズ株式会社
詳しくはこちら
12:50~13:10 休憩
13:10~14:10 第Ⅲ部 一般演題
 座長: 上牧 隆  (筑波大学付属病院 検査部)
 座長: 新津 好江 (甲府共立病院 臨床検査科)

【一般演題発表者】
  1. NAFLDにおけるCEUSを用いたKupffer細胞機能評価
    (筑波大学大学院 人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻 長岡 亜実)
  2. 超音波検査にて経過を観察しえた肉芽腫を伴う梅毒性肝炎の1症例
    (昭和大学藤が丘病院 生理機能検査室 高萩 恵子)
  3. 画像診断において転移性肝癌との鑑別が困難であった肝膿瘍の1症例
    (公益財団法人 東京都医療保健協会 練馬総合病院 臨床検査科 小林 陽子)
  4. 肝エキノコックス症の1症例
    (東邦大学医療センター大橋病院 臨床生理機能検査部 藤崎 純)
  5. 急性出血性胆嚢炎と考えられた1症例
    (小張総合病院 検査科 渡辺 秀雄)
14:10~14:20 休憩
14:20~15:20 第Ⅳ部 肝腫瘤の診方 -CT・MRI-
 講師:関口 隆三 (東邦大学医療センター大橋病院 放射線科)

 司会:岡野 宏美 (栃木県立がんセンター 検査技術部)

電子カルテの普及により,CTやMRIの画像なども併せて確認する機会が増えてきているのではないでしょうか?.特に肝特異的造影剤(プリモビスト)を用いたEOB-MRI検査は肝細胞癌の診断には欠かせないものとなっています.そこで,代表的な肝腫瘤性病変におけるCT・MRIの読影の仕方について放射線科医の立場から分かりやすく解説していただきます.
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30 第Ⅴ部 肝腫瘤の診方 -US-
 講師:米山 昌司 (静岡県立静岡がんセンター 生理検査科)

 司会:佐藤 和秀 (神奈川県厚生連相模原協同病院 医療技術部)

単なる腫瘤を発見するだけの検査とならないためへ,注目すべき所見とは?,また臨床側に役立つ情報とはどういったものか?などについて解説していただきます.