地方会委員会

JSS九州 第32回地方会学術集会のお知らせ(参集型開催)Web開催に変更となりました

主催: JSS 九州地方会・一般社団法人日本超音波検査学会
実行委員長: 大久保洋平(社会医療法人天神会 新古賀病院)

新型コロナウイルス感染症感染拡大のなか,地方会の開催方法について慎重に検討して参りました.今回の福岡県久留米市開催に関しましてはハイブリッド形式(会場参加+ライブ配信)での開催を予定しております.また,講演は後日オンデマンド配信いたします.会場に参加した方もオンデマンド配信の視聴は可能です.超音波検査士資格更新5単位は当日参加,またはオンデマンド配信の参加により取得できます.ご参加には事前登録が必須で会員のみご参加が可能です.申し込み方法は従来通りですが,申し込み時に 会場参加あり または 会場参加なしの選択が必要です.当日の視聴方法はこちらでご確認ください.

今回のテーマは,「超音波診断アップデート~必要な画像・計測・レポートを考える~」といたしました.日進月歩の医療において,われわれソノグラファーに求められているレベルも上がっています.基本的知識を押さえながらも,新しい知見やガイドラインを理解しそれを自らの超音波検査に落とし込み,技術を更新していくことが必要です.臨床の最前線でご活躍中であり超音波検査にも熟知された先生方をお招きし,医師がいま必要としている画像・計測・レポートについてご教示いただきます.大変有意義な内容となっておりますので,知識をアップデートして明日からの検査に活かしてほしいと思います.

会場の定員は感染対策に配慮した人数となっております.会場参加者につきましては,必ずマスクの着用をお願い致します.また,参加者本人あるいは同居の家族などに発熱,咳,痰,咽頭痛,倦怠感等の風邪症状・体調不良がある場合には会場参加をご遠慮いただきますようご理解とご協力をお願い致します.感染拡大状況によっては完全Web形式への変更もあり得ますので最新情報更新にご留意ください.

所属地方会を問わず多数の皆様に参加いただきますようご案内申し上げます. また,一般演題(領域は問いません)の募集も行っておりますので,募集内容を確認の上奮ってご応募ください.

テーマ:
『超音波診断アップデート~必要な画像・計測・レポートを考える~』
日時(リアルタイム):
2022年7月31日(日) 9時00分~14時35分
オンデマンド配信:
2022年8月9日(火)11時00分~8月23日(火)24時00分
会場:
新古賀病院 記念講堂Web開催に変更となりました
久留米市天神町120 西鉄久留米駅より徒歩3分
会場へのアクセスは下記リンクもご参照ください.
https://www.tenjinkai.or.jp/shinkoga/access_sh.html
駐車場はございませんので,公共交通機関または周辺の有料駐車場をご利用ください.
また,会場内での飲食は出来ませんので,周辺の飲食店等をご利用ください.
参加費:
正会員 2,000円 事前登録が必要です. ※非会員の方はご参加いただけません.
学生会員 1,000円
定員:
現地参加 100名
Web参加 400名
事前登録:
受付開始:2022年6月16日(木)
受付締切 郵便振替:2022年7月7日(木)まで/振込期限2022年7月15日(金)
コンビニ決済:2022年7月19日(火)まで/振込期限2022年7月21日(木)
クレジット決済:2022年7月19日(火)まで
*事前登録をしていただき,振込期限内に入金が確認されてから登録完了となります.
振込期限内に入金されない場合はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください.
ご注意:
  • 変更など最新情報や申込状況はホームページ(https://www.jss.org/)でご確認ください.
  • 参加登録は登録時点で入会が承認されている会員の方のみご利用が可能です.
  • 非会員や入会手続中の方はご利用いただけません.
    入会の手続きはお早め(1ヶ月程度前)にお願いいたします.
  • 本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新5単位が取得できます.
  • その他,お知らせ事項についてご確認ください.
連絡先:
JSS九州地方会事務局
中部協同病院 臨床検査部 松田 英世
〒904-2153 沖縄県沖縄市美里1-31-15
E-mail:jss-kyushu@mail.jss.org(Eメールでお願いします)

≪一般演題公募のご案内≫

領  域:
領域は問いません(発表者は会員,または指導教員が会員である非会員の学生).
申込要綱:
下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS九州32回地方会学術集会」にお申込みください.
演題募集期間:
5月1日(日)~ 6月24日(金)演題規定数に達したため、申し込みは締め切りました
  • 演題採否およびプログラム編成はご一任ください.
  • 規定数(5題)に達し次第,締め切らせていただきます.
  • 発表6分,質疑応答3分となります.
  • 一般演題発表者は参加5単位に加え,発表5単位の取得が可能です.
  • 一般演題発表者は参加登録が必須となっております.早めの事前登録をお願いいたします.
  • 演題取り下げや,やむを得ない事情による演者変更のある場合には,上記連絡先にご連絡をお願いいたします.

JSS九州 第32回地方会学術集会プログラム

2022年7月31日(日)
時間  
8:30~9:00 入室開始
9:00~9:05 開会の挨拶
9:10~10:10 第Ⅰ部 講演「進化する弁膜症診療 ~ガイドラインを活かし、いかに所見を臨床現場に届けるか~」
講師:
磯谷彰宏(小倉記念病院 循環器内科)
司会:
佐藤 翼(九州大学病院)
近年弁膜症に対するTAVIやMitraclipなどのカテーテル治療が増え,治療前後の超音波検査も増加してきています.新しく改訂された弁膜症治療ガイドラインを読み解きながら,臨床に必要な弁膜症の評価ポイントについて解説していただきます.
10:10~10:20 休憩
10:20~11:20 第Ⅱ部 講演「脂肪性肝疾患における超音波検査の役割」
講師:
黒松亮子(久留米大学病院 消化器内科)
司会:
大久保洋平(新古賀病院)
脂肪肝は肝硬変や肝癌へ移行する可能性があるため,正しく評価しフォローする必要があります.脂肪性肝疾患における超音波検査の役割や超音波減衰法などについて解説していただきます.
11:20~12:20 昼食・休憩
12:20~13:20 第Ⅲ部 一般演題
座長:
秋吉重康(佐賀大学医学部 循環器内科)
田中真由美(済生会長崎病院)
  1. TAVI後の血栓弁を経胸壁心エコーで発見した1例
    伊﨑 彩音(済生会熊本病院)
  2. 腹腔動脈・上腸間膜動脈における70%以上狭窄頻度の検討
    平賀 真雄(佐藤医院・US-パートナー)
  3. 肝限局DLBCLの1例
    手嶋 翔一朗(長崎医療センター)
  4. セフトリアキソン投与中に発生した偽胆石症の1例
    上田 佳澄(済生会熊本病院)
  5. 超音波検査が診断の契機となったIgG4関連自己免疫性膵炎の1例
    久冨 結衣子(福岡大学西新病院)
13:20~13:30 休憩
13:30~14:30 第Ⅳ部 講演「心不全フラグ<心エコー編> ~心不全診療に重要なのは、左心?右心?どっち?!~」
講師:
山田博胤(徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域循環器内科)
和田靖明(山口大学医学部附属病院 検査部) 
司会:
牟田光明(新古賀病院)
心不全には様々な要因が考えられ,心エコー検査にはその原因検索や動態把握などの大きな役割を求められています.心不全診療に重要な評価ポイントについて,左心機能,右心機能の観点からお2人の先生に解説していただきます.
14:30~14:35 閉会の挨拶