地方会委員会

JSS東北 第20回地方会学術集会のお知らせ

主催: JSS 東北地方会・一般社団法人日本超音波検査学会
実行委員長:三木 俊(東北大学病院)

 JSS東北第20回地方会学術集会を宮城県仙台市で開催いたします.
 今回のテーマは「考える超音波検査~初級・中級者へのメッセージ~」として循環器・消化器・基礎領域の3講演を行います.
近年の超音波検査は年々増加傾向にあるため,多くの施設では短時間で診断能が高い結果を得ることが求められています.さらに我々が描出した超音波画像の情報は治療に直結する場合も多く,どの領域においても「考える超音波検査」が必要とされます.プロフェッショナルであるソノグラファーは超音波の基礎やアーチファクトを理解した上で,短時間で要領よく画像を描出することはもとより,得られた画像から様々な病態や疾患を考察し,診断に繋がるアプローチを展開することが大切です.今回はJSS東北において第20回目の記念すべき節目の学術集会となります.この記念大会にふさわしい「考える超音波検査~初級・中級者へのメッセージ~」を企画しましたので、プロフェッショナルの講師から是非とも学んで頂きたいと思います.皆様の多数のご参加ならびに一般演題にも多数ご応募いただきますよう,宜しくお願い申し上げます.

テーマ:
「考える超音波検査」
日時:
2014年12月14日(日) 10時00分~16時40分 (受付開始9時20分)
会場:

仙台市情報・産業プラザ AER 5F

〒980-6105仙台市青葉区中央1丁目3番1号 
TEL:022-724-1200
アクセス
  • JR :【仙台駅下車】 徒歩2分
  • バス:【仙台駅前下車】 徒歩3分
  • 地下鉄:【仙台駅下車】 徒歩4分
  • 高速道路:【仙台宮城I.C.から
         広瀬通りを東へ10分】
参加費:
正会員・事前登録:2,000 円,
正会員・当日受付:2,500 円,
非会員(事前登録なし):4,000 円
定員:
250名
事前登録:
受付開始:2014年10月30日
受付締切:郵便振替11月20日まで/クレジット決済 12月4日まで
*事前登録の入金をいただいて登録完了となります.入金されない場合はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください.
ご注意:
*変更など最新情報や申込状況は,ホームページでご確認ください.
*事前登録は登録時点で入会が承認されている会員の方のみご利用が可能です.
  非会員や入会手続中の方はご利用いただけません.入会の手続きはお早め(1ヶ月程度)にお願いいたします.
*空席がある場合のみ当日参加を受け付けますが,受付開始は事前登録の方を優先します.
*当日は事前登録の有無に関わらず会員証をご持参ください.
*お子様連れでの入場はできません.
*会場内での撮影および録音は禁止とします.
*各施設内,及び館内全て禁煙となっております.
*飲食は室内に限り可能です.飲食によって出たゴミはお持ち帰りください.
 その他館内の休憩スペース等では飲食はできません.
*本会は日本超音波医学会認定の超音波検査士資格更新5単位が取得できます.
*その他,お知らせ事項についてご確認ください.
連絡先:
東北労災病院 超音波診断室 山下安夫
〒981-8563 宮城県仙台市青葉区台原4丁目3-21
TEL:022-275-1111 内線7925(平日16時00分~17時00分)
E-mail:yamashita@mail.jss.org(できるだけE-mailでお願いいたします)

≪一般演題募集のお知らせ(全領域)≫

  • 領  域:全領域(発表者は当会会員に限ります)
  • 申込要領:一般演題はWebからお申込いただきます.
          下記のボタンから投稿システムにアクセスし「JSS東北20回地方会学術集会」にお申込みください.
  • 投稿締切:11月18日(火) *演題投稿期間の延長はありません、ご注意ください.
  • 規定数(10題)に達し次第,締切となります.
  • 演題採否およびプログラム編成はご一任ください.一般演題についてはプログラムが変更される場合があります.
  • 一般演題発表者は参加5単位に加え,発表5単位の取得が可能です.
  • 一般演題発表者は参加登録が必須となっております.早めの事前登録をお願いいたします.
  • 演題取り下げや,やむを得ない事情による演者変更のある場合には連絡先にご連絡をお願いいたします.

JSS東北 第20回地方会学術集会 プログラム

12月14日(日)
時間 内容
9:20~9:50 受付
9:50~10:00 開会挨拶 ・ オリエンテーション
10:00~11:10 第Ⅰ部 講演1「考える心臓超音波検査」~心機能を考える超音波診断~
講師:田端千里(聖マリアンナ医科大学病院 臨床検査部 超音波センター)

司会:藤田雅史(みやぎ県南中核病院 検査診療部検査部)

循環器領域における超音波検査では,臨床症状から的確に病態を把握し,迅速で効率的な検査が求められます.心機能を評価するための検査方法や診断のポイントなど「考える超音波診断」を解説していただきます.
11:10~11:20 休憩
11:20~12:30 第Ⅱ部 講演2「考える腹部超音波検査」~肝・胆・膵の診断~
講師:川端聡(住友病院 診療技術部超音波技術科)

司会:山下安夫(東北労災病院 超音波診断室)

消化器領域における肝・胆・膵について,症例を交えながら重要な評価ポイントや,超音波の特徴を活かした考え方・診断法を解説していただきます.
12:30~12:40 コーヒーブレイク 「温故知新 ~ Visiting old, Learn new」
村上和広(小豆嶋胃腸科内科クリニック・エムエスエム)

第41回日本超音波検査学会学術集会の概要
12:40~13:30 昼食
13:30~15:20 第Ⅲ部 一般演題

座長:大江雅宏(山形市立病院済生館 臨床検査室)
   小室和子(太田西ノ内病院 生理検査科)


1.3Dスペックル・トラッキング法が有用であったミトコンドリア心筋症の1症例
  菅原亜紀子(仙台医療センター 臨床検査科)
2.PTAVによる治療を行ったASの一症例
  奥山真紀(鶴岡協立病院 生理検査室)
3.ドプラ法における推定右室収縮期圧の評価 -カテーテルとの比較-
  赤崎友美(弘前大学医学部附属病院 医療技術部検査部)
4.心不全精査目的にて検査し偶然発見したValsalva洞動脈瘤の1例
  小池まゆみ(石巻赤十字病院 検査課)

座長:久保田政昭(中通総合病院 生理検査課)
   三木未佳(東北大学病院 生理検査センター)


5.当院における5年間の小児科腹部超音波検査件数の推移
  木村義信(みやぎ県南中核病院 検査診療部検査部)
6.当院における乳腺造影超音波検査の試み
  渡部多佳子(秋田赤十字病院 超音波センター)
7.蓄尿の重要性を再認識した膀胱腫瘍の一例
  土屋初美(三愛病院 総合検査科)
8.卵巣癌に合併した腎静脈血栓症の1例
  稲葉綾香(東北大学病院 生理検査センター)
9.簡易カプラーを用いた腎動脈起始部血流速度波形描出の試み
  村田徹(三愛病院 総合検査科)
10.EVER後の評価にて超音波検査とCTで乖離が生じた1例
  真部美穂(東北大学病院 生理検査センター)
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30 第Ⅳ部 講演3「超音波検査の基礎を考える」
1.「臨床に即したB-modeの基礎を考える」
講師:松田幸男(東芝メディカルシステムズ超音波営業部)
2.「臨床に即したDopplerの基礎を考える」
講師:清水裕章(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 超音波製品開発部)

司会:山寺幸雄(太田西ノ内病院 生理検査科)

臨床に即したB-modeとDopplerの基礎としてアーチファクトを中心に分かりやすく解説していただきます.
16:30~16:40 閉会の辞:山下安夫(東北労災病院 超音波診断室)
「JSS東北地方会過去20回の実績からJSS41へ!」