走査 | 描出像 | 観察部位 | 走査法 | 注意事項 |
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肝左葉 尾状葉(S1) 外側上区域(S2) 外側下区域(S3) 内側区域(S4) 門脈 左外側上区域枝(P2) 左外側下区域枝(P3) 左枝臍部(UP) 左肝静脈 大動脈 食道・胃接合部 下大静脈 腹腔動脈 上腸間膜動脈 上腸間膜静脈 脾静脈 肝円索,膵臓,胃,心臓 |
探触子を剣状突起下よりやや左側へ縦に置き,腹部大動脈を描出する.腹部大動脈の腹側に肝左葉外側区域を描出し,肝臓が描出されなくなるまで扇動走査を行う.同様に,肝左葉内側区域では下大静脈が描出されなくなるまで走査する. | 外側上区域が死角になりやすいため十分に探触子を傾ける. なお,探触子走査は,前走査と連続性が見られる場合には探触子が通る軌道を重複するように移動させながら走査し,探触子が180°回転しないように注意する. |
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肝左葉 外側上区域(S2) 外側下区域(S3) 門脈 左外側上区域枝(P2) 左外側下区域枝(P3) 左肝静脈,心臓 左横隔膜 |
探触子を左肋骨弓下縁に沿って置き,肝左葉が描出されなくなるまで扇動走査を行う. | |
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肝左葉 尾状葉(S1) 外側上区域(S2) 外側下区域(S3) 内側区域(S4) 門脈 左外側上区域枝(P2) 左外側下区域枝(P3) 左内側区域枝(P4) 左枝臍部(UP) 左枝水平部(TP) 左肝静脈 大動脈 下大静脈 腹腔動脈,総肝動脈 脾動脈 静脈管索 |
探触子を心窩部に横に置き,肝左葉が描出されなくなるまで扇動走査を行う. |