一般社団法人日本超音波検査学会

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走査	描出像	観察部位	走査法	注意事項
		男性 　 膀胱（頂部，体部，底部，頚部） 　 前立腺，精嚢腺，尿管 女性 　 膀胱（頂部，体部，底部，頚部） 　 子宮，腟，卵巣，尿管	恥骨上縁に探触子を横に置き，頂部から底部まで膀胱が描出されなくなるまで扇動走査および平行走査を行う． 膀胱頚部を観察する場合は恥骨上縁に探触子を置き，超音波ビームを足側に傾ける．	膀胱内腔は多重反射やサイドローブなどアーチファクトの影響を受けやすい．
		男性 　 膀胱（頂部，体部，底部，頚部） 　 前立腺，精嚢腺，尿管 女性 　 膀胱（頂部，体部，底部，頚部） 　 子宮，腟，卵巣，尿管	恥骨上縁に探触子を縦に置き，膀胱が描出されなくなるまで扇動走査および平行走査を行う．
		男性 　 尿管，尿管移行部，膀胱（頂部，体部，底部，頚部），前立腺，精嚢腺 女性 　 尿管，尿管移行部，膀胱（頂部，体部，底部，頚部），子宮，腟，卵巣	膀胱の正中長軸に対し探触子を反時計方向に約45度回転させ右側膀胱尿管移行部の観察を行う．
		男性 　 尿管，尿管移行部，膀胱（頂部，体部，底部，頚部），前立腺，精嚢腺 女性 　 尿管，尿管移行部，膀胱（頂部，体部，底部，頚部），子宮，腟，卵巣	膀胱を正中長軸に対し探触子を時計方向に約45度回転させ左側膀胱尿管移行部の観察を行う．

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