ご挨拶 第30回日本超音波検査学会 学会長 種村 正 |
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| 第30回日本超音波検査学会の学会長を拝命しました心臓血管研究所付属病院の種村正です. 平成17年5月28日(土)〜29日(日),東京ファッションタウンTFTホールにて開催される第30回記念大 会をお世話させていただくことになりました. この学会では新技術が次々に開発されて医療が進歩する中で,「本当に大切なことは何か」を当会 の歴史を振り返って,もう一度考えてみようと思っています.30年の歴史の中では様々なことがありま したが,発足から今日に至るまで,先輩から後輩へ引き継ぐべき熱い思いがきっとあるはずです. その熱い思いを感じて頂けたら光栄です.そういう願いを込めて,メインテーマを「匠の世界 in 超音波 -本当に伝えたいこと-」としました. 内容については,まず,当会初の企画として,TBSエンターテインメントの石井ふく子先生に文化講演 をお願いしました.石井ふく子先生には,人と人との繋がりの大切さなどをテーマに,患者の立場として チーム医療に期待すること,望むことなどをご講演戴く予定です. 記念講演では「世界初!! カラードップラー開発よもやま話」と題して,カラードップラー法開発の苦 労話や裏話,どうやって臨床応用されていったかをアロカ株式会社の吉川義博先生,埼玉医科大学の 尾本良三先生にご講演頂きます. パネルディスカッション「見えないところを診るテクニック」では循環器領域と腹部・体表領域の2部構 成で,先輩から後輩,患者から医療従事者,メーカーから医療従事者などに本当に伝えたいこと,遺し たいことなどを真剣に討論したいと考えております.その他に記念式典,教育講演2題,教育LIVEレク チャ8題,30回記念コーナーの設置,懇親会などを企画しております. 私たち役員は,新しい知識や技術を学び,また同じ目的を持つ会員同士の新たな出会いの場を提供 できる記念大会にすべく準備を進めております.しかしながら学会を充実したものにし,我が国の超音 波検査をより発展させるためには皆様方からの多数の演題応募と学会へのご参加が不可欠です. 役員一同,皆様の参加を心からお待ちしております. |
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| (財)心臓血管研究所付属病院 |