第36回 日本超音波検査学会

ご挨拶

第36回日本超音波検査学会
学会長 小沼 清治

 この度、第36回日本超音波検査学会 学会長を拝命いたしました総合守谷第一病院の小沼清治です。第36回学会は平成23年6月24日(金)夕方の症例検討を含め25日(土)〜26日(日)の2日間にて、茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催させて頂くことになりました。
 この学会では受け継がれてゆくエコー走査技術を考え、また飛躍する装置のエコー新機能に触れて学び、習得してさらなる向上につながる機会となるような学会にしたいと思い学会テーマを「継承そして発展へ」としました。
 ・エコーの楽しさをどう伝えるか
 ・知識の向上と新しい技術の習得
 ・現場への活用を目指す熱い想い   について参加いただく皆様と考え、ひいては各個人のスキルアップへと繋がることを願います。
 今学会では、一般演題・YIAに加え特別講演と教育講演のほか、ステップアップレクチャー、シンポジウムなどを企画しております。

特別講演では、
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻  椎名 毅先生
に本テーマにつながります、エコーの新機能「硬さを見る」として超音波組織弾性映像法(エラストグラフィ)について『硬さをどうとらえるか エラストの応用領域と発展について』
ご講演をいただきます。
教育講演では、
T部(循環器) 筑波大学臨床医学系  循環器内科 瀬尾 由広先生
     「心エコー検査の極意」  〜拡張能を考える〜
U部(消化器) 杏林大学医学部  第三内科 森  秀明先生
     「消化器領域 最近の話題」
V部(体 表) 筑波大学臨床医学系  放射線科 東野 英利子先生
     「乳房超音波検査法の極意」〜正常のバリエーションと異常との鑑別〜
 この他、ライブレクチャーやランチョンセミナーなどを企画し、検査技術や新技術が得られる場も企画しております。多くの皆様の参加と多数の演題応募をいただき実り多い会にしたいと思います。
役員一同、多数の皆様の参加を心からお待ちしております。

平成22年9月吉日